【教えて!沿線のお医者さん!】肌が乾燥しているのにニキビができるのはどうして?(明和病院+阪神電車)

※この記事は、阪神電車の沿線情報紙「ホッと!HANSHIN」2026年6月号に掲載された情報であり、掲載時点の情報となります。また、駅名表記について、記事に特段記載がない限り、阪神電車の駅となります。

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<教えてくれた先生はコチラ>

明和病院 皮膚科
部長 黒川一郎先生
ニキビの専門外来「にきびセンター」のセンター長を務める。自身もニキビに悩まされた経験を生かし、ニキビ治療を40年以上続ける第一人者。

『ニキビは放っておくと跡になりやすいです。早く治療を始めるほど、きれいに治せますので、1個でも気になったら、悩まず皮膚科を受診してください。薬の処方から生活指導まで相談できます。』

<明和病院>
■アクセス:鳴尾・武庫川女子大前駅▶徒歩約5分
https://www.meiwa-hospital.com/


皮脂の過剰分泌だけがニキビの原因とは限りません。

ニキビは、アクネ菌の増殖によって起こります。アクネ菌は毛穴にいる常在菌で、健康な肌では病原菌から皮膚を守る働きもあります。しかし、角質で毛穴が塞がれると、溜まった皮脂を餌に増えだし、炎症を引き起こします。脂性肌の人はニキビが重症化しやすい傾向はありますが、ニキビ患者全体でみると約2~3割程度。そのうちの多くが思春期の男女で、男性ホルモンの影響による過剰な皮脂分泌が主な原因です。Tゾーン(おでこと鼻)にニキビが多発しますが、25歳を過ぎる頃には落ち着くことが多いです。大人になって口周りやあごにできる「大人ニキビ」は、皮脂よりもストレスや生活リズムの乱れ、睡眠不足との関係が深く、乾燥肌の人にもみられます。

肌タイプを問わず、治療方法は同じです。

ニキビは、炎症のない白・黒ニキビから始まり、赤く腫れる赤ニキビ、膿が溜まる黄色ニキビへと進行します。治療は基本的にニキビの進行度に応じて行います。メインに使用するのは、毛穴の詰まりを防ぎ、アクネ菌を抑える塗り薬で、炎症が強い場合は抗菌剤の内服も併用します。適切な対応をせずに放置すると、色素沈着やクレーター状の跡が残りやすく、治療も格段に難しくなります。きれいに治すためには、早めに皮膚科を受診することが大切です。

Q 乳液やクリームは必要?

ニキビができているのに、乳液やクリーム、日焼け止めで油分を補っても大丈夫ですか?悪化しないか心配です。
 A  
外用薬の副作用で肌が乾燥することもあるので、ニキビがあっても時に保湿は必要になることがあります。また、紫外線はニキビ悪化の原因になります。ノンコメドジェニックテスト済の化粧水、乳液やクリーム、日焼け止めを使うと安心です。

Q 洗顔方法が分からない

1日2回の洗顔をすすめられました。また、ゴシゴシ洗うのもダメだと聞きました。正しい洗顔方法を教えてください。
 A  
1日2回の洗顔はニキビケアの基本ですが、ゴシゴシ洗うと肌を傷つけ悪化する原因に。メイクは専用クレンジングで先に落とします。そして、洗顔料をよく泡立て指の力を感じないくらいやさしく洗いましょう。

◆ニキビを悪化させないための4か条

 □ つぶさない・放置しない・隠さない
 □ スキンケア・洗顔をていねいに
 □ しっかり紫外線対策をする
 □ 規則正しい生活を心がける

 

 

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阪神電気鉄道(株)は、阪神間において安全で質の高い医療の提供に取り組む複数の病院や医療系大学と連携し、沿線住民の健康増進への貢献を通じた沿線の活性化を推進しています。2016年からは、子どもから大人までが健康や医療について楽しく学べる「HANSHIN健康メッセ」を開催しています。
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