【教えて!沿線のお医者さん!】痛くてつらい… でも、頭痛で病院に行ってもいいの?(千船病院+阪神電車)
※この記事は、阪神電車の沿線情報紙「ホッと!HANSHIN」2026年8月号に掲載された情報であり、掲載時点の情報となります。また、駅名表記について、記事に特段記載がない限り、阪神電車の駅となります。
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https://healthcare.hankyu-hanshin.co.jp/doctor/
<教えてくれた先生はコチラ>

千船病院 頭痛外来担当
産婦人科主任部長 稲垣 美恵子 先生
日本頭痛学会認定頭痛専門医・指導医。自身も片頭痛があり、薬の飲みすぎで悪化させた経験をいかし、問診に時間をかけて頭痛診療にあたる。
『頭痛外来などの専門医は、痛み方や頻度、生活への影響などを丁寧に問診します。「これだけで受診していいの?」と思わずに、痛みが治まっているときでも、気軽にかかりつけ医などに相談してください。』
<千船病院>
■アクセス:阪神なんば線福駅▶下車すぐ
https://www.chibune-hsp.jp/
どんな頭痛でも、困っているなら病院で相談を。
頭痛には、ほかの病気やケガなどが原因で起こる「二次性頭痛」と、そうではない「一次性頭痛」があります。経験したことのない激しい痛みが突然起こる、痛みの程度や頻度が増している、手足の麻痺や痺れを伴う、これまでの頭痛と痛み方が異なるなどの症状は、二次性頭痛の可能性があり、病院で早めの対応が望まれます。一次性頭痛は、緊急性は低いとされていますが、生活に支障がある、不安がある、薬を飲み続けていて心配など、気になることは受診し相談してかまいません。

頭痛の種類は300以上、治療で改善するケースも増えています。
一次性頭痛で多いのは、首や肩こりなど筋肉の緊張が原因の「緊張型頭痛」と、脈打つように痛み、吐き気、光や音への過敏を伴うことがある「片頭痛」です。特に片頭痛は、月経、天気、空腹、睡眠不足や寝すぎ、チョコレートなどの食べ物がきっかけで起こり、運動や入浴で悪化する傾向があります。少量のカフェイン、頭部の冷却、暗く静かな場所での安静で楽になることも。片頭痛の治療薬は進歩しており、受診することで改善できるケースが増えています。ただし、市販の頭痛薬を飲み続けると、「薬剤の使用過多による頭痛」になることもあります。頭痛の原因は幅広いので、まず診察を受けることが安心して過ごす第一歩になります。
Q 片頭痛の予防法は?
片頭痛に悩まされています。少しでも頻度が減らせるように、普段できる予防法はありますか?
A
正面を向き、頭や体幹を動かさずに両肩を左右に振ったり、前後に回したりする、1日2分の「頭痛体操」がオススメです。日本頭痛学会のホームページに紹介されています。緊張型頭痛の緩和にもつながります。
Q 市販薬の飲みすぎって?
頭痛があるとつい鎮痛薬に頼りがちです。どれくらいで飲みすぎになり、かえって頭痛が悪化するのですか?
A
月に10日以上、3か月を超えるのは飲みすぎですが、それ以下で治まるなら服用しても構いません。市販薬は、カフェインや眠気を誘う成分などを含まない、シンプルな鎮痛薬を薬剤師に相談するとよいでしょう。
◆こんな時は迷わず専門医に相談を!
□ 重い病気が原因か不安
□ 毎日のように鎮痛薬を飲む
□ 頭痛の回数が増えてきた
□ 予定をあきらめるほど頭痛で寝込む
~ホッと!HANSHINとは~
グルメやカルチャー、エンターテインメント、観光スポットに関する情報など阪神沿線の様々な「魅力」をぎゅっと紹介する沿線情報紙。阪神電車の各駅、阪急電鉄や近鉄(奈良線)の主要駅などで無料配布しています(毎月25日発行)。
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