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wellness講座「カイロでもっと冷え対策」
手軽に冷え対策ができるグッズと言えばカイロ。貼るタイプに足用など、最近はいろいろな種類が発売されていますが、どう使うと良いのでしょうか。体を温めるのに効果的なカイロの使い方について、桐灰化学の高階良さんに伺いました。
この人に聞きました
桐灰化学 桐灰はる担当
高階良さん
目次
Q.カイロはどこに当てるのが効果的?
温めたい部位に当てるのが基本ですが、全身を温めたい場合は、肩甲骨の間や腰に当てるのがおすすめです。冷えに効くと言われるツボを温めるのも良いでしょう。ただし、長時間同じ部位に当て続けると低温やけどを起こす場合もあるので、就寝中やベルトなどで圧迫した状態での使用は避けてください。
冷えに効くツボはココ!
首を前に倒した際、後ろ側へ最も出っ張る骨のすぐ下のくぼみにある。
脇を締めた時のひじと同じ高さで、背骨から左右外側へ指2本分ずれた部分。
指4本をそろえ人さし指をおへそに置いた時、小指が当たっているところ。
おすすめの貼り方
❶腰にウサギ貼り
普通サイズのカイロを横向きにして腰に1枚、その上に小さいカイロを縦に2枚貼る方法。ウサギの顔のように見えるこの貼り方は、腰回りがよく温まります。
❷肩甲骨の間貼り
左右の肩甲骨の間にカイロを1枚縦向きに貼ります。肩甲骨の間に大きな血管が通っているので、効率よく全身を温めたい時におすすめです。
❸下腹に1枚貼り
冷えに効くツボ・関元がしっかり温まるよう、下腹にカイロを1枚横向きに貼ります。この時、カイロをベルトで圧迫しないように注意してください。
Q.貼るカイロと貼らないカイロの違いは?
貼らないカイロは貼るカイロより持続時間が長く、温度も少し高めに設定されています。当社の貼らないカイロは24時間持続と、丸1日使えます。背中や腰、お腹には貼るカイロ、手先などには貼らないカイロというように、温めたい部位に応じて使い分けましょう。
Q.カイロはもまなくていいの?
はい。中の成分が改良され、今は袋から出せば発熱するようになりました。逆にもむと布の空気孔が目詰まりを起こすこともあるので、もまないでください。
Q.カイロを効果的に使うためのコツを教えて!
カイロは冷たい空気に触れると熱が奪われるので、カイロを使う際は重ね着がベスト。貼る場合は直接皮膚に当たらないように、肌着などの内側の衣服に貼りましょう。ニットやダウンなど保温性の高い衣服を重ねると温かさをより保つことができます。また、足用のカイロと併用すれば、下からの冷えにも有効です。
Well TOKK vol.8 2018年1月9日発行時の情報です。