「つくるを楽しむ、木工クラフト教室」〜スプーン・小皿編〜

\ おうちで気軽に楽しく参加 / 「楽しそう!」からはじまる健康づくり 「パソコン・スマホでフレイル予防教室」 そのプログラムの一つ、「つくるを楽しむ、木工クラフト教室」は、自宅で4種類の木工を楽しむオンライン講座として開催。今回は、2つ目の課題「スプーン・小皿編」をレポートします。

第4回 1月12日(火)「スプーン・小皿制作開始」

本日は自主制作日の1日目です。第3回までバターナイフを制作してきましたが、次の課題は「スプーンと小皿」。2つの課題を約3週間で作り上げます。 バターナイフよりも少し難易度が上がり、気をつけるべきポイントが増えました。使う道具もナイフ(小刀)に加え、彫刻刀、ノコギリを使用します。 前回、第3回の山極さんの講義で「スプーンの正解は、使う人の口に合うこと」というアドバイスがありました。生活の中で使用するからこそ、実際に使ってみながら改良を重ねるのが大切なのだそうです。愛着が湧くと使うのがもったいないと感じてしまいますが、ぜひ試していただければと思います。 作業中「口に入れる部分の深さは?」「削るのが難しい先端を削るためにどうしてる?」などの質問がありました。週に一度の顔を合わせる貴重な機会。参加者同士で情報交換をしながら進めていきましょう。

第5回 1月19日(火)「スプーン・小皿自主制作日」

本日も前回に引き続き、自主制作日です。作業前に、恒例になった「Zoomワンポイントレッスン」を行いました。今回のテーマは「チャット」です。基本を身につけた後は、木工に関する◯×クイズに挑戦しました。Zoomにはさまざまな便利機能が備わっていますので、これからも少しずつ紹介していきます。 Zoomレッスンの後は、スプーンと小皿の制作の続きを行いました。 「彫刻刀の跡がヤスリだけでは消えない」「小皿の木がとても硬い!彫り進めるいい方法はないか」などの質問が出ました。「もっと粗いヤスリを使ってみては?」「根性で少しずつ彫り進めています」など、実践された方から対策やアドバイスなどエールを送り合う姿もあり、少しずつ参加者同士の情報交換や交流も盛り上がってきています。 後半は、新しい動画「木の特性について」を視聴しました。材木の種類は様々で、種類によって色や硬さに違いがあること、製品によって材木を使い分ける理由など、情報量たっぷりの動画でした。山極さんが作られた家具をもとに解説いただく場面もあり、木の奥深さを感じることができました。 スプーンと小皿の自主作業は残り1回です。

第6回 1月26日(火)「スプーン・小皿自主制作日」

本日は、スプーン・小皿お披露目前の最後の自主制作日です。次回のお披露目会に向けて、本日のZoomワンポイントレッスンでは「ブレイクアウトセッション」を実践してみました。 参加者を複数のルームに分けることができる機能で、次回、作品紹介はグループごとに実施予定です。 プログラムも後半に差し掛かり、自主的に作品作りをしようと、ホームセンターなどで材木を調 達する方が徐々に増えてきました。キットと同じようなサイズの材木を手に入れるにはどうすればいい?〇〇という木は使える?ホームセンター以外で購入できる場所は?などの相談が。次回、次々回は山極さんに参加いただくので、聞いてみましょう!

第7回 2月2日(火)「スプーン・小皿お披露目会」

いよいよ、3週間かけて制作してきたスプーンと小皿のお披露目です。 お披露目会がスムーズに進むように、本日もZoomワンポイントレッスンから。本日のテーマは「名前の変更」です。表示名を変更し、顔と名前を一致させてお披露目会スタートです。 今回は作品数が2点ということもあり、2つのグループに分かれてお披露目を行いました。 スプーンは、バターナイフと工程が似ている部分も多く、少しステップアップした応用編。バターナイフの時よりもレベルアップした完成品が披露されました。 制作開始前にデザインをスケッチして作り始めた方、バターナイフとデザインを合わせて統一感を出した方、手に馴染む形を追求した方など、今回も素晴らしい力作ばかり。 それぞれに発表いただいた後は、他の参加者からのコメントもいただきました。特に、小皿は制作し始めた頃から材木の硬さなど扱いに苦戦しておられた方が多く、出来上がった作品へのコメントには、その苦労に共感し、お互いの健闘をたたえあうような温かさを感じました。 グループでのお披露目終了後、総括として山極さんからコメントをいただきました。課題をこなすうちに感覚的にコツを掴めてきているのでは?という講評もあり、作品から参加者の皆さんの上達を感じていただけているようです。 いよいよ次回は最終課題『フォーク』を作ります。次回も引き続き山極さんにご参加いただき、木工に関するお悩みを解決するための時間にしたいと思います。