【教えて!沿線のお医者さん!】くしゃみ・鼻水・鼻づまりが長く続いてつらい(神戸大学医学部附属病院+阪神電車)
※この記事は、阪神電車の沿線情報紙「ホッと!HANSHIN」2026年2月号に掲載された情報であり、掲載時点の情報となります。また、駅名表記について、記事に特段記載がない限り、阪神電車の駅となります。
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https://healthcare.hankyu-hanshin.co.jp/doctor/
<教えてくれた先生はコチラ>

神戸大学医学部附属病院 耳鼻咽喉・頭頸部外科
助教 由井 光子先生
アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎をはじめ、良性・悪性の腫瘍まで、鼻に関わる病気を幅広く診療。難治性の好酸球性副鼻腔炎の治療や、手術が必要な症例にも多く携わる。
『くしゃみ・鼻水・鼻づまりだけでなく、匂いがわかりにくい症状を伴う場合も、副鼻腔炎やポリープが関係していることがあります。我慢せずに早めの受診をオススメします。』
<神戸大学医学部附属病院>
■アクセス:高速神戸駅▶徒歩約15分
https://www.hosp.kobe-u.ac.jp/
黄色や緑色の鼻水、発熱、顔面痛、頭痛があるなら受診を!
くしゃみ・鼻水・鼻づまりの原因は、ウイルス感染(鼻風邪)、アレルギー、寒暖差など様々です。さらに、細菌感染症や副鼻腔炎(鼻の奥にある空洞に炎症や膿が生じる疾患)を併発し、悪化したり慢性化したりすることもあります。鼻水が透明でサラサラしており、1週間程度で治まる場合は鼻風邪、急な温度変化で起こるなら寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)の可能性が高いです。症状が軽ければ様子を見ても問題ありません。ただし、「症状が長引く」「鼻水が黄色や緑色」「発熱や倦怠感がひどい」「顔面痛や頭痛がある」「嗅覚の低下が続く」といった場合には、アレルギー性鼻炎や細菌感染症、副鼻腔炎の可能性があるため、耳鼻咽喉科の受診をオススメします。
耳鼻咽喉科で原因を調べることが適切な治療につながります。
耳鼻咽喉科では、鼻の粘膜の腫れや鼻水の状態、ポリープの有無などを確認し、必要に応じて、アレルギー検査、レントゲン・CT検査などで原因を調べ、抗アレルギー薬、去痰薬、抗菌薬などを処方します。アレルギー性鼻炎の場合は、原因物質を避ける生活や鼻うがいの指導も行います。いずれも早めの治療が大切。特にスギ花粉症は、治療の選択肢が広がっており、花粉が飛散する前の1月下旬から治療を始めることで、症状を抑えられるケースが増えています。

Q 市販薬を服用する際の注意点は?
くしゃみ・鼻水・鼻づまりの症状があります。市販薬を服用するときに気をつけなければならないことはありますか?
A
「服用後は車の運転をしない」などの注意書きがある抗ヒスタミン薬は眠気が出る場合があります。また、市販の点鼻薬は、使い続けるとかえって鼻づまりを悪化させることも。使用は1週間程度に留め、症状が改善しない場合は医師の診察を受けてください。

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