【堺サンドイッチキャンパス】学びの場「男・本気のパン教室」第4回を開催!

2020年11月25日(水)、得意を増やし、家族も喜び、そして地域で教える担い手として活躍をめざす堺サンドイッチキャンパスのプログラム「男・本気のパン教室」、4回目を開催しました。
今回からメニューが変わります。講師は引き続き、PAINDUCEの米山さんです。

そして今回は、堺サンドイッチキャンパスの「撮影マイスター講座」の受講生の方々4名が撮影に来られていました。

まずは、前回からの1か月間の「パンにまつわる出来事」を一言ずつお話ししていただきました。
「水分を増やすとふわっと膨むと教えて頂いたので、15%ほど増やしてみたらいい食パンが焼けました」
「いろんな種類を作ってみました。うまくなっていると思います」
「講座の話を友人の集まりで話しています」
「ピザを作ってみました。上手くできました」
「ベーカリーでパンを買う時に、どうやって作ってるんだろうと気にするようになりました。バラエティ豊かな食べ物だと思いました」
など、みなさんの興味もさらに深まっているようです。
「捏ねから焼き上がりまで時間がかかるけれど、朝焼きたてのパンを食べたい。どうしたらいいのか」との質問もあり、米山さんから2次発酵での冷蔵庫発酵の方法を教えてもらいました。

新しいパンに挑戦!

今回から、新しいメニューに挑戦します。前回の話し合いで決まった「チョコチップパン」と「塩パン」です。生地に全粒粉が混ざり、油分は太白ごま油、洗双糖は少なくなり、塩が増え、小麦の味を存分に楽しめるレシピです。みなさん手際よく、油分以外を混ぜ合わせ、捏ねていきました。手順はすっかり頭に入っている様子です。油分がごま油でつるつるしますが、無事に混ざりました。生地がつるんと均一に捏ねられているかどうか、チェックしながら捏ね上げました。捏ねている真剣なお顔を撮影チームのみなさんが撮っています。

今回の生地のレシピは少し水分が多くなっています。水分量でパンの硬さも変わるけれども、水分が多いパンは扱いが難しいので、実は、前回までのパンは水分が少なめのレシピになっていました。今回はみなさんが上達しているので、生地の水分が増えたレシピになりましたが、みなさん難なく捏ねることができました。米山さんは、お店でも自分で捏ねるときと、スタッフが捏ねるときでは水分量を変えているそうです。

分割と丸めとベンチタイム。初めての丸め方に挑戦

一次発酵の間に、米山さんの分割・丸めのデモンストレーションがありました。チョコチップパンは丸めの段階でチョコチップを混ぜ合わせます。塩パンはコルネのような形に丸めます。成形の時に形を作るのではなく、丸めの段階で軽く形を作っておくと作りやすいとのこと。みなさん、もらさずメモを書き続けていました。

ベンチタイムを経て、続けて成形のデモンストレーションです。伸ばし棒を使い、塩パンのくるくるとした形を作ります。そこにバターをのせて包んで巻いて、塩パンの成形ができました。チョコチップパンも一旦広げてから丸め直します。

みなさんの生地も一次発酵が終わり、分割と丸め、ベンチタイムと進みます。塩パンの丸めに少し苦戦していましたが、手際よく丸めてベンチタイムへ。

今回はベンチタイムの間に時間の余裕があり、米山さんへ質問したり、お隣の方と談笑したり、撮影チームさんとお話ししたり、交流を深めていました。「家ではパン作りが出来ないので、パン講座以外で作る機会を設けたい」など、活躍の場の模索をされる方もおられました。

そして「成形」「焼成」の工程へ

今回はシンプルなレシピではありますが、塩パンは成形にも苦戦されていました。きれいな長細い三角形に伸びなかったり、バターを包み込めなかったり。なんとか形にして、2次発酵、焼成へ進みます。

焼きあがったパンのバターの香り、そしてチョコの香り。パンの焼き上がりの香りは幸せな気持ちになります。形は満足いかなくとも、味は満足された方が多かったです。今回のパンと前回までのパンでは、食感が全く違います。塩パンのサクサクした食感には、みなさん驚かれていました。シンプルな生地でのチョコチップパンの絶妙な甘さにも感動です。パンの奥深さも感じるパン教室になりました。

次回も同じレシピで、塩パンとチョコチップパンを作ります。どうぞお楽しみに!