【堺サンドイッチキャンパス】学びの場「男・本気のコーヒー教室」第5回を開催!
ずっと健康で暮らすために大切なこと。それは、「あるく・しゃべる・たべる」。
堺市では学びと「あ・し・た」をはさみこんだプログラム「堺サンドイッチキャンパス 男・本気のコーヒー教室」を開催しています。
全6回の講座を通してコーヒーの知識や技術を学ぶことで、自分も美味しい、そしてそれを飲む相手も嬉しい、そんな一杯を追求します。
2021年7月29日(木)には、半年の休講期間を挟んで、イズミヤ泉北店で「男・本気のコーヒー教室」第5回が開催されました。講師は引き続き、上野真人さん(LANDMADE)です。
今回のテーマは「カフェオレ」です。コーヒーとミルクの割合をどのくらいにすると美味しいカフェオレができるかを考え学びました。
お休み期間の振り返り一言
まず初めに、参加者の皆さんに講座がお休みだった期間どのように過ごされていたか発表してもらいました。
「コーヒーを毎朝淹れています。自分なりに異なる豆をブレンドして美味しいコーヒーを見つけました。」「近所の喫茶店を巡り、コーヒーの飲み比べをしました。」というお話や、「妻との思い出の喫茶店のコーヒーに近づきたいと思い毎日コーヒーを淹れている」という素敵なエピソードも聞かせて頂きました。
前回までの振り返り~ペーパードリップ~
まずは前回までの振り返りを兼ねて、ペーパードリップの淹れ方を復習します。水200g・粉16gで抽出していきます。最初にコーヒー豆を粉にして、サーバーとドリッパーをセッティングします。円錐のペーパーに粉を入れ、尖っている部分をお湯で一気に濡らし、ガスを抜くための作業=蒸らしを行います。その後、一定の高さと速度を保ちながら、ゆっくりお湯を注いでいきます。淹れたてのコーヒーは上下の濃度に差があるので、スプーン等で混ぜてからコップに注ぎます。
普段からおうちでコーヒーを淹れられているということもあってか、先生も驚かれるほど手際よく各々のお好みの美味しいブラックコーヒーが完成しました。参加者同士で試飲しつつ、先生からも「おいしいですね。」と感想を頂いていました。
豆の種類について
浅煎りの豆は、焼き加減が浅く色が薄い、そして酸味が多いことがほとんどだそうです。高級で高品質な豆以外は、ミルクとはあまり合わないようです。一方で深煎りの豆は、しっかり焙煎されて黒い豆になります。酸味は無く、苦いのが特徴。そしてミルクとの相性は抜群だそうです。
カフェオレを作ろう!
今回は浅煎りと深煎りの間、中煎りの豆を使用してカフェオレを学びました。
まずは先生が作ってくださった3種類の濃度のカフェオレを飲み比べしました。見た目から既にコーヒーの濃さの違いが分かります。コーヒーが強くミルクの甘さが感じられなかったり、ミルクを入れすぎてコーヒーの味が分からなくなってしまったり、カフェオレはコーヒーとミルクの割合がとても重要になります。
カフェオレは、豆は中煎りで、コーヒーの濃度は濃く作るのが基本です。濃いコーヒーにミルクを足して、濃度を中間にすることを考えます。
先生からの課題として、指定された割合のカフェオレを作ってみた後に、さっそく皆さんそれぞれで豆のグラム数を決め、自分の好みの割合を決めながら作っていきました。各々、「ミルクを入れることを考えると、コーヒーの苦みを感じられるカフェオレが良いなと思うから、コーヒーは7にした。」などと言いながら、コーヒー:ミルク=7:3、コーヒー:ミルク=5:5など、皆さん好みのカフェオレに近づけるために楽しそうに割合を考えて淹れられていました。
先生も想定より早く参加者の皆さんがカフェオレの淹れ方を習得されていると実感されたようで、何度も「皆さん素晴らしいです!美味しいカフェオレができていますよ。どんどん割合を変えて、自分の好みのものや、美味しいと思うカフェオレを作ってみてください!」とビックリされたと同時に嬉しそうな表情をされていました。
8月初旬には、あ・し・たサロンという場でコーヒーの試飲会を開く予定でした。そこでは参加者の皆さんが、一般のお客様にコーヒーを淹れて差し上げるという試飲会の機会を設けておりました。残念ながらこの試飲会は、緊急事態宣言を受け中止となってしまったのですが、講座中には試飲会に向けて練習も行いました。
使用する豆は少し酸味のある中煎りで、水200gに豆15gで練習しました。大変美味しいコーヒーを淹れられていたので、ぜひとも試飲会を開催して、たくさんのお客様に試飲していただきたいです!そして参加者の皆さんの本気の取組を通して、コーヒーのおいしさや、奥深さを大勢の方に知っていただきたいですね。
次回はついに最終回となります。最終回のテーマは「フードペアリング」の予定です。
次回もお楽しみに!