【堺サンドイッチキャンパス】学びの場「男・本気のコーヒー教室」第3回を開催!

ずっと健康で暮らすために大切なこと。それは、「あるく・しゃべる・たべる」。学びと「あ・し・た」をはさみこんだプログラム「堺サンドイッチキャンパス 学びの場」を開催しています。

2020年10月15日(木)にイズミヤ泉北店で開催したのは、「男・本気のコーヒー教室」。全6回の講座を通してコーヒーの知識や技術を学ぶことで、自分も美味しい、そしてそれを飲む相手も嬉しい、そんな一杯を追求します。3回目となる今回のテーマは「抽出の仕組み②」。講師は前回同様、上野真人さん(LANDMADE)です。

前回、ペーパードリップでの「抽出の仕組み」を学び、おいしいコーヒーを淹れる技を手に入れた参加者の皆さん。もう教えることがないと上野さんが驚くほどの習得の速さでした。そのような中迎えた今回、参加者のみなさんが挑んだこと。それは、「継続して納得の一杯を淹れる」。おいしいコーヒーを淹れ続けるためのテクニックを学びます。

まずは、参加者の皆さんから、今回の講座までの1か月間に起きたコーヒーにまつわるエピソードをお話頂きました。「さっそく妻にドリップコーヒーを淹れてみたが、辛口評価だった」「喫茶店に行ってマスターのコーヒーの淹れ方を眺めた」「お店でコーヒー豆を買うようになった」といった声が聞かれ、コーヒーを楽しまれている様子がうかがえました。

美味しいコーヒーを淹れ続けるテクニックを身につける

はじめに「抽出」の仕組みを振り返りました。「そもそも美味しいコーヒーとは、薄すぎず、濃すぎない。えぐみ・雑味が残らないコーヒーです」と上野さん。そんなコーヒーを淹れるために、参加者の皆さんもメモを取りながら真剣に上野さんの技を見ていました。ハンドドリップの過程の中でも特に難しいのが、コーヒー内の無駄なガスを抜く「蒸らし」。「一定の水の高さを保つ」「コーヒー全体をぬらす」などのポイントの確認がありました。

レクチャーの最後には、上野さんから「雑味のないコーヒーはまろやかになります。一杯一杯がまろやかになるようにコーヒーを淹れていきましょう!」とのコメントが。
納得の一杯を淹れる特訓がスタートしました。

いざ実践!

実習は、個人でコーヒーを淹れ、その後、参加者の皆さんが入れたコーヒーをそれぞれテイスティングし(コロナウイルス感染症を配慮した方法)、感想を共有するという流れで進みました。

今回、参加者の皆さんは、①前回淹れたコーヒー(コーヒー豆16g・水200g)、②深煎りのコーヒー、③浅煎りのコーヒーを淹れました。
参加者の皆さんは、「コーヒー全体を濡らすのが難しい」「高さを保つのが難しい」と試行錯誤していました。また、上野さんのアドバイスを受けて、次にコーヒーを淹れる時に意識することを整理したり、自分の淹れたコーヒーと他の参加者のコーヒーを比較したりしている様子が見られました。

最後の一杯は、今までの学んだことを踏まえて、「自分好みのもの」を淹れました。深煎りのコーヒーを淹れている参加者が多い中で、「さっきの実習で浅煎りをうまく淹れることができなかったからリベンジしています」というストイックな参加者も。他の参加者のコーヒーを試し飲みすると、「○○さんのコーヒーはほんとまろやかやね!」、「え!めっちゃこのコーヒー、フルーティーやん!」というコメントが飛び交いました。

実習を重ねるうちに納得の一杯を淹れられるようになってきたのか、参加者の皆さんも満足げでした。

最後に、「抽出の仕組みを理解することで、家庭用などのどんな器具でも美味しいコーヒーが淹れられます!詳しくは次回お教えします」と上野さん。それはどんな方法なのでしょうか。第4回の開催日は11月12日(木)です。次回のレポートもお楽しみに!