おうちで気軽に楽しく参加パソコンやスマホを使って、「楽しそう!」からはじまる健康づくり「パソコン・スマホを使った介護予防教室」。
そのプログラムの一つ、2020年12月16日(水)から始まった「食を楽しむ、コーヒー&かんたん料理教室」の前半にあたるコーヒー教室が1月27日(水)に全5回の学びを終えましたので、その様子をお伝えしていきます。
第一回12月16日(水)自己紹介、道具についての講義
初回ということもあり、まずはなぜこの教室が行われることになったのかというガイダンスを行いました。その後、事務局からコーヒーと料理を教えてくださるコーヒーの上野先生、料理の渡邉先生を紹介し、参加してくださった皆様の自己紹介をしていただきました。
「これまで料理を奥さんに任せっきりだったけど、今回料理を学んで奥さんに作ってあげたい。」「これまでコーヒーはインスタントしか飲んだことなかったけど、正しい淹れ方を教えて欲しい。」といった、いろいろな参加理由も教えていただき、事務局としてもこれからの教室でどういったことを伝えていけば良いかの参考になりました。
皆さんの緊張も少しほぐれたところで、事前に撮影していた上野先生による、コーヒーをハンドドリップで淹れるための動画を一緒に見て、初回は無事終了。ZOOMでのオンライン教室は初めての方ばかりでしたが、最初の接続もスタッフと一緒にすることで、お互いの信頼につながったのではないかと感じる回でした。
第二回12月23日(水)コーヒーの味比べ講義、体験
第二回は、上野先生が初出演。先生によるコーヒーの焙煎や生産地による違い、流通やスペシャルティコーヒーとは何かといった講座と、味比べの体験をしていただきました。
味比べでは事前にお送りしていた焙煎度合・生産地がばらばらなコーヒー豆をカッピングという手法で飲み比べをすることにより、より味の違いを感じることで好みの豆を探しました。
この飲み比べで、これまで自分がどういった味のコーヒーが好きかという事を意識してこなかった方も、しっかりとどんな味が好きか認識することができ、驚きの声にあふれていました。苦味や酸味といった好みの傾向から、浅煎り・中煎り・深煎りが好きな人がばらけるそうなのですが、今回も見事にバラバラで、やはり人の好みは千差万別だなと感じる回でした。
第三回1月13日(水)コーヒーのいれ方
前回と引き続き、上野先生にご出演いただき、ハンドドリップという手法でコーヒーを淹れる方法やコーヒーバッグ(コーヒーのティーバッグ)の美味しい淹れ方を教えて頂きました。
今回まず驚きだったのが、参加者さんのお声。ハンドドリップは道具を持っている人だけに試して頂き、もし道具をお持ちでない場合は、コーヒーバッグで淹れて頂く予定だったのですが、なんと全員が道具を揃えておられました。
「今回の教室のために初回の動画を参考に道具を買いました。」「50年前に嫁入り道具で持ってきたけど使ったことが無かったポットのセットを出してきました。」といったお声を頂き、今回の教室への参加意欲や興味が非常に強いことを感じました。
この回くらいから、参加者の皆さんもZOOMでの参加に慣れてこられて、受付もスムーズになっていました。
第四回1月20日(水)コーヒーのいれ方振り返り
第四回では前回上野先生に教えて頂いた淹れ方を動画で振り返った後、コーヒーを淹れて、そのコーヒーを飲みながら近くのおすすめの喫茶店やコーヒー豆を買えるお店を参加者の皆さんから教えていただきました。
実は何名かが桜珈琲さんという喫茶店に良く行かれていたり、以前に調理師をされていた参加者さんが有本珈琲さんというお店で質の良いコーヒー豆を仕入れられていたりと面白いお話を聞くことができました
またコーヒーの味の言語化といった少し難しいことにも挑戦し、コーヒーの味を表現してもらいました。プロの評論家のような表現が出てきたりするなど、皆様の豊かな経験を感じられる回となりました。
写真を見直してみると皆様笑顔でいきいき話して頂いていて楽しんで頂いているのが伝わってきますね。
第五回1月27日(水)全体を通して振り返り
第五回はコーヒー教室の最終回でした。前回がコーヒーを飲みながらお話する時間を長くとったこともあり、コーヒーに関する質問が複数でていたので、まずは上野先生にご質問にお答え頂きました。ちなみにコーヒーに合うおすすめのお菓子は「ドラ焼き」だそうです。
またこれまでの全体を総括する回ということで、教室でお伝えしてきたことを少し振り返った後、教室を受ける前と後で変わったことや、受けながら疑問に思ったことを上野先生への質問を交えながらお話いただきました。
実は第二回の上野先生に初めて出演頂いた回では、なかなか質問が出てこなかったのですが、今回は教室を受ける中で得てきた学びや、上野先生への信頼感から、「コーヒーと健康の関係性」や「コーヒーの雑味とは何か」「冷めてしまったコーヒーを美味しく飲むには?」など多くの質問が出てきました。
その他にも、コーヒー豆を自家製のコーヒーバッグで淹れるとどうなるか実験をされていたり、ハンドドリップの淹れ方を試されたりと飲み方を色々と試されているようでした。
また皆様教室を受けたことをきっかけに、「身近な方にコーヒーを淹れてあげたい」「淹れ方を教えてあげたい」という意見が出ており、ご自身の自信につながったのではないかと感じました。