Well TOKK 2020 Summer

健康お役立ち特集 夏に負けない カラダ想いの食材選び

発酵食品
発酵食品

発酵食品って何?

微生物(菌)がタンパク質や糖質を分解することにより生成される食品のこと。発酵させることで栄養成分が増えると共に、食材本来の味に独特の風味や香りが加わってうま味がアップし、保存性が高まる。また、発酵食品を取ることで、腸内の善玉菌を活発にしてバランスを整えてくれる整腸作用が期待できる。さらに、食品によって異なるが、免疫力向上や抗アレルギー、美肌のほか、生活習慣病の予防など、様々な効果があるとされる。

主な発酵食品

発酵を促す微生物(菌)は大きく分けて、乳酸菌や納豆菌などの「菌」、麹をはじめとする「カビ」、ビールやパンに使われる「酵母」の3種類。食材によって発酵のスタイルが異なり、数えきれないほどの種類がある。

調味料▶︎
しょうゆ、味噌、みりん、酢 など
食べ物▶︎
納豆、ヨーグルト、チーズ、キムチ、漬物、パン など
飲み物▶︎
甘酒、日本酒、ワイン、ビール 、焼酎 など

効率的な食べ方

①毎日続けて食べる

菌が腸内で活動できるのは3~4日とされているため、毎日習慣的に食べることが重要。調味料にしょうゆや味噌、酢を活用する、朝食メニューにヨーグルトやチーズを定番化するなど意識して取り入れよう。

②なるベく加熱調理しない

菌は熱に弱く、微生物の多くは40℃以上の加熱で死滅するため、発酵食品は加熱調理せずに食べるのが効果的。ただし、納豆菌は100℃の熱にも耐えられるので、加熱しても生きたまま腸に届く。

③複数の発酵食品を組み合わせる

様々な菌を体に取り入れるには、種類の異なる発酵食品を組み合わせて食べるのがおすすめ。ただし、味噌や漬物、キムチなどの塩分の高い食品は合わせる食材を工夫し、一食で重ねて取らないように注意が必要。

おすすめの組み合わせ
納豆×キムチ
納豆菌がキムチの乳酸菌の増殖を促進し、腸内の乳酸菌が増加。
納豆×キムチ
ヨーグルト×甘酒
乳酸菌と食物繊維、オリゴ糖の相乗効果で大腸の働きが良くなり、便秘の改善に。
ヨーグルト×甘酒
クリームチーズ×味噌
動物性のチーズと植物性の味噌は相性が良く、うま味の相乗効果が。味噌には老化防止効果も。
クリームチーズ×味噌

おすすめ簡単レシピ

砂糖の代わりに甘酒を使った、
朝食にもぴったりなメニューをご紹介。

甘酒パンケーキ・リンゴの甘酒コンポート
甘酒パンケーキ
材料(4枚分/直径約8cm)
米粉(または小麦粉)
100g
2個
ベーキングパウダー
4g
甘酒
150g
作り方
  1. ❶すべての材料をボウルに入れて混ぜ合わせる。
  2. ❷熱したフライパンに油をひき、生地を入れて弱火~中火で焼く。
  3. ❸ポツポツと穴が出来てきたら裏返し、両面がきつね色になるくらいまで焼けたら出来上がり。
    お好みでリンゴの甘酒コンポートをトッピングして。
リンゴの甘酒コンポート
材料
リンゴ
1個
甘酒
大さじ4
作り方
  1. ❶皮をむき角切りにしたリンゴと甘酒を耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをして電子レンジで約4分加熱する。
  2. ❷軽く混ぜてから、もう一度電子レンジで約4分加熱したら出来上がり。

教えてくれたのは

漬×麹 Haccomachi 店長 甲斐 彩さん

複数の飲食店で調理とサービス両方の経験を積み、同店のオープンに伴い店長に就任。発酵食品の新しい味わい方などを自ら考案し、メニューとして展開。お客様と発酵食品との出会いの場を提供している。

「秋田県の発酵調味料『しょっつる』と自家製甘酒を隠し味にしたカレーや甘酒のスムージー、『千鳥酢』にパインなど旬のフルーツを漬け込んだドリンクが夏のおすすめです。」
(甲斐さん)

漬 × 麹ツケカケルコウジ Haccomachiハッコマチ

「発酵に出会う、発酵を楽しむ」をテーマに、様々な発酵食品を取り入れたカフェ。日々店内で作る米麹甘酒をはじめ、京都ブランドのしょうゆや納豆に加えて発酵食品で野菜や肉、魚などを漬け込んだ多彩なメニューがそろう。

漬×麹 Haccomachi
11:00〜15:00、17:00〜21:00(土・日曜・祝日は11:00〜21:00)(ランチLO14:30、フードLO20:00、ドリンクLO20:30)/水曜休(祝日の場合は営業、翌日休)
☎ 075・256・8883
阪急烏丸駅下車 徒歩約7分
詳しくはホームページへ ≫

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Well TOKK vol.18 2020年7月28日発行時の情報です。

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